平成17年度事業概要
1.しまねの山の木家づくり事業の取組み
平成16年度にこの事業の可能性について「しまねの山の木家づくりモデル事業検討委員会」を立上げ検討を重ね、また山元と木にこだわった家づくりを繋ぐテスト・ツアーも行いました。
- 対象森林の掘り起こしと調査 ⇒ 「しまねの山の木家づくり事業対象森林台帳」をつくり工務店、設計関係者等に情報提供をしました。
- しまねの山の木家づくり見学ツアー ⇒ 雲南市木次町の山林、松江市法吉町の住宅を見学を行いました。(17.9.10)
2.流域材の流通に向けた取り組み
斐伊川流域内にあった三つの木材市場の内、二つの市場が原木市場機能の縮小・休止となったため、流域内における県産材流通のあり方について関係者による協議・検討を行いました。
- 斐伊川流域材の流通に係る意向調査を実施
- 斐伊川流域材に係る意見交換会を開催
3.竹資源等地域資源活用に向けた取り組み
かっては里山における資源循環の中で活用されてきたにもかかわらず、高度経済成長時に活用されなくなり、結果として里山環境の崩壊を招く一因となっている竹林をはじめとする地域資源につて、里山生態系の保全と新たな地域産業づくりを目的とした取組みの検討を行いました。
- 竹資源活用先進事例調査の実施
- 県の「森づくり・資源活用実践事業」により、植繊機を導入し竹資源の農業活用の可能性を検討するため、関係者による検討を行い、実証試験を開始
4.地域林業の担い手である森林組合職員の資質向上に向けた取り組み(流域内森林組合検討会議)
公共事業等が大幅に減少していく中で、地域林業推進の中核的担い手である森林組合の職員を中心に、これからの森林組合のあるべき姿、事業連携の可能性等々について情報・意見交換や研修を行いました。
5.森林整備協定の推進
当初設定した10年間で350haの森林整備協定を目標に、関係自治体協議会等を開催し、市町村合併による新たな上・下流の枠組みと事業実施の確認を行いました。
- 平成17年度協定締結面積32.69ha、整備面積25.82ha(延べ協定締結面積154.67ha、延べ整備面積130.77ha)
- 飯南町の森林整備協定森林において飯南町と出雲市の住民による「斐伊川水系水源の森づくり住民交流会」を開催(11月3日開催、参加者104名)
6.間伐の推進
重要課題である間伐の推進については、「新しまね間伐推進基本方針」や農林振興センター単位の「間伐推進実施計画」を踏まえながら、高性能林業機械を使った間伐研修や普及啓発を行いました。
- 高性能林業機械を活用した間伐材の搬出研修の実施(11月22日飯南町八神地内、18年3月3日安来市吉佐町地内)
- 間伐推進普及啓発展示林の整備と看板の設置(安来市安来町内、出雲市知井宮町内)
7.間伐材製品の需要拡大の取組み
県の「森づくり・資源活用実践事業」を活用し、県産材(しまねの木認証材又は証明材)を使用した木製プランター1,019個を流域内小中学校126校へ寄贈し、木の持つ温もりや環境に対する優しさなどの理解を深めました。
8.合板工場への県産スギ材の大量供給の取組み
合板工場への県産スギ材の供給について、「合板用原木納材協議会」を中心に円滑な出材体制の確立に向けた協議を行いました。また、島根県西部合板納材協議会へ参画し、島根県合板協同組合浜田針葉樹工場へのスギ材出荷についての協議を行いました。
- 合板用原木納材協議会の開催(6月7日、12月12日)
- 島根県西部合板工場納材協議会(8月4日、1月10日)
- 島根県スギ合板生産拡大連絡会議(11月30日)
9.木質バイオマス活用推進の取組み
これまでに制作してきた木質バイオマスガス発電装置の試作機を使い、 各種イベントにおいて、地域住民に公開運転を行いました。(4月19日「森の誕生日」ふるさと自然公園、5月21・22日しまね木材まつりin安来、10月10日松江市農林業祭)
10. 水と緑の森づくり事業(森づくり・資源活用実践事業)への協力
平成17年度から島根県では「水と緑の森づくり税」が導入され、これを財源として、県民参加の森づくり事業(ソフト事業)と、緑豊かな森の再生(ハード事業)の2本を柱とした新たな森づくり事業が実施されました。
このうちソフト事業の公募による「森づくり・資源活用実践事業」について、県民への窓口としての事務を活性化センターが担うよう県から要請を受け、役員会を開催し協力していくこととしました。
- 役員会の開催(8月23日)
- 県民から応募のあった事業計画の取りまとめと交付金交付申請及び応募団体への交付金支払事務(取扱い件数・金額 21件、19852,706円)
